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ブックマーク / www1.odn.ne.jp/~cex38710 (2)

  • 野宿者問題の授業 : 野宿者がよく言われるセリフ

    この設問は、もともと野宿問題の授業前に、生徒に対して使うアンケートとして考え出した。 野宿者について生徒がどのような考え方をしているかを探ることを目的の一つにしている。 実際の狙いは、こうした「野宿者が(一般の市民から)よく言われるセリフ」を通して、近代の市民生活を成立させる3つの枠組みを浮かび上がらせることにある。この3つの枠組みが、野宿者に対する偏見・差別の多くを生み出している。 ■野宿者がよく言われるセリフ(あなたはどう考える?) 1・ 公園や路上などの、みんなで使う場所にいるのは迷惑だ。 2・ 仕事をしようともしない。働けばよい。 3・ 努力が足りなかったのではないか。がんばって仕事して貯金していればこんなことにはならなかったのではないか。 4・ 福祉とか、困った人が行くとこがあるのではないか。 5・ 家(実家など)に帰ればいいんじゃないか。 ■以上の「野宿者がよく言われるセリフ」

  • (野宿者問題の授業のための)いす取りゲームとカフカの階段

    (2002.10.16~20)(2002.2.7 カフカの階段を一部変更)(2006.8.2 一部追加・変更) この二つの比喩は、もともとは「野宿に至るのは自業自得」、そして「野宿者が仕事と住居のある生活に復帰することがなぜ難しいか」ということに対する解答例として考え出した。 授業でよく使っているが、「わかりやすい」「シンプルで強力」と好評な模様。 実際の狙いは、「いす取りゲーム」+「カフカの階段」によって、就労と野宿をめぐる現状をモデル化し、別の可能性を示唆することにある。 (なお、「いす取りゲーム」と「カフカの階段」は、授業などで自由に使っていただいて結構ですが、どこの学校のどのような授業で使ったかを報告していただけるとありがたいです)。 生徒の質問の一つは、先週授業に来た野宿者の一人が、「こうなったのは自業自得や。みんな、おっちゃんみたいになっちゃあかん」と言ったことを引いて、「やっ

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