家づくりの際、子ども部屋をどんなふうに計画したらよいのか悩んでしまう、という話をよく聞きます。子どもが独立したあとは物置になってしまった、という話も珍しくありません。子どもにとっても、親にとっても、生涯、無駄にならない子ども部屋にするために「可変性」という観点から考えます。 Contents. 子どもの個室は必要なのか 日本人のプライバシー感覚 機能を決めつけない可変性 あとで仕切れば済むはなし 吹き抜けで気配をつなげる 子どもが巣立ったあとには 互いを察し合える家族空間 子どもの個室は必要なのか 新築の際、ほとんどの家族が人数分の子ども部屋を考えてしまいます。 2人で2室ならまだしも、3人だから3室というお宅もあります。 思春期が近い子どもを抱えるお宅だと、子どもから個室がほしいという要望を突きつけられることも想定されます。 子どもにとっては、自分の縄張りを得ることも夢の一つ。 誰もが、
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