通常、高速道路の標識は緑色だし、英語のみの標識は日本では珍しい。この謎の標識の正体は何だろうか? まず“Asian Highway”、つまり「アジアハイウェイ」とは、アジアにおける国境を超えた国際的な道路網のこと。いわば現代の「シルクロード」、または学校の地理の授業で習った「パンアメリカン・ハイウェイ」やヨーロッパの国際高速道路網のアジア版だ。 そして「AH1」は「アジアハイウェイ1号線」のこと。AH1は日本を起点として、韓国、北朝鮮、中国、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、バングラデシュ、パキスタン、アフガニスタン、イランを経て、トルコ(とブルガリアの国境)が終点で、更に欧州自動車道路へ接続する。つまり14カ国を経由し、総延長は約2万kmだ。 では、AH1の日本国内区間(1,108km)を構成している高速道路等をみていこう。 AH1の起点は日本全国の道路の基準たる「日本国道
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