G20では、財政再建を優先する欧州と、景気重視の米国が厳しく対立、結果「成長に配慮した財政健全化」という妥協の新語が誕生しました。 ギリシャ発の信用不安に見舞われた欧州勢は、何より財政再建を急ぐべきだと主張、米国は主要国が一斉に財政をしぼれば世界経済が二番底に陥りかねないとして景気刺激策の継続を強く主張、両者の意見が対立したわけです。 「成長に配慮した財政健全化」の意味するところは、まず成長は各国で重視する、その上で各国の状況に合わせて財政を引き締めていく、それによって市場の信認を得られ、成長がさらに持続するだろう、というあたりです。 そもそも経済成長と財政健全化を同時に目標とするのは政策としてはとても難しいわけですが、ここで先進国の協調が乱れているとみられれば市場で新たな攻撃の材料にもなります、「成長に配慮した財政健全化」なる新語はそんな妥協の産物なのでありましょう。 「先進国は2013
これだけ見事な地球の姿は見たことない! 重力場の世界地図2010.07.02 20:00 satomi 「これだけ見事な地球の姿は見たことない」とBBCも絶賛! かつてない精度と解像度を実現した重力場世界地図です。 欧州宇宙機関(ESA)が29日のシンポジウムで発表しました。データの出元はESAが昨年3月に打ち上げた重力場・海流探査衛星「GOCE(Gravity field and steady-state Ocean Circulation Explorer)」―そう、あのダースベーダーのレーシングシャトルかってぐらいカッコいい衛星GOCE! 重力を拾うんですから、地球すれすれ(と言っても高度254.9 km。衛星としては近年最も地球に近い)の軌道を飛ばなきゃならなくて、抗力をリアルタイムで無効化して重力センサをフリーフォール状態に保ちながらの大変難しいミッションなんですよ。 この第1弾
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く