大会まであと3週間に迫ったサッカーのワールドカップ・ブラジル大会。 32か国の代表が世界一の座をかけて争う最高峰の舞台です。 しかし、会場となるスタジアムで建設が遅れているほか、警察や交通機関のストライキが相次ぐなど治安への懸念が高まっています。 大会を無事に開催し、成功に導けるのか。サンパウロ支局の中島昇記者が解説します。 サッカー王国 64年ぶりの地元開催 ワールドカップで最多の5回の優勝を誇るサッカー王国、ブラジル。 地元開催は64年ぶりです。 世界各地域の予選を勝ち抜いた32チームが、6月12日から7月13日までブラジル各地の12の都市を舞台にサッカーの頂点を目指します。 ブラジルは前回の開催では決勝戦で敗れたため、優勝を逃しています。 その時のスタジアムにちなみ、「マラカナンの悲劇」として今でも語り継がれています。 このため多くのブラジル国民が、今回こそ地元で優勝
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