最後のF1シートを掴んだのはインドネシア人2016年のF1シーズン開幕に向け、いよいよテスト走行が始まろうとしているタイミングで、最後まで誰がシートを獲得するか注目が集まっていた「マノー」の2人目。発表されたのは23歳のインドネシア人、リオ・ハリヤントだった。 今季よりメルセデスのパワーユニット供給を受ける英国拠点のF1チーム「マノー(前マノー・マルーシャ)」は一人目のドライバーとして、メルセデスの秘蔵っ子と言われるパスカル・ウェーレイン(ドイツ)の起用を既に発表。そこにはDTM(ドイツツーリングカー選手権)のチャンピオンでもあるウェーレインを早くF1にデビューさせたい「メルセデス」の思惑があった。そして、さながら「メルセデス」のジュニアチーム状態になる「マノー」の残る1つのシートを巡ってはアレクサンダー・ロッシ(アメリカ)、ウィル・スティーブンス(イギリス)とハリヤントが持参金の準備で激