広島のスポーツ振興に、広島カープとサンフレッチェ広島が一肌脱ぐことになった。広島西飛行場跡地(広島市西区)で話が進む多目的スポーツ広場の整備計画。広島市は寄付した人への返礼として、両チームのマスコットを使ったグッズなどを用意した。 両チームの協力を得た新しい寄付制度の柱は二つ。まず、原付きバイクのナンバープレートの交付手続きをする際、2千円以上を寄付すると、広島カープの「カープ坊や」とサンフレッチェ広島の「サンチェ」をあしらったデザインのナンバーを選ぶことができる。市税事務所などの窓口で2千円以上を支払っても、ナンバープレートをマスコットデザインに交換できる。12月1日から受け付けを始める予定だ。 もう一つは、ふるさと納税を活用したもの。1万円以上、5万円未満を寄付した人には、応援に使うカープのカンフーバットとサンフレッチェのタオルマフラーをプレゼント。5万円以上を寄付した人には、2品に加