十勝沖にメタンハイドレートか=高い可能性示す現象−北見工業大 北見工業大学(北海道北見市)は10日、釧路市に近い十勝沖の太平洋で、次世代のエネルギー源として期待されるメタンハイドレートが海底表層に多数存在する可能性が高いことを示す現象や鉱物を見つけたと発表した。 〔写真特集〕燃える氷「メタンハイドレート」 同大ホームページによると、調査は山下聡教授らの研究グループが11月下旬、実習船を使って実施。十勝沖約80キロ、水深500〜2000メートルほどの海域で、音波探査の結果、海水に溶けきれないメタンが無数の気泡となって海底から上昇する「メタン湧出フレア」と呼ばれる現象を多数発見した。海底からの高さが700メートルに及ぶ巨大なフレアもあったという。 また湧出フレア付近の海底堆積物からは、メタンハイドレートと関連が深い鉱物「カーボネート」が採取されたとしている。 同大は「調査した海底付近の水
![時事ドットコム:十勝沖にメタンハイドレートか=高い可能性示す現象−北見工業大](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f76f24656b252a3af05b9d417417ae3bf5295cae/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.jiji.com%2Fimg%2Fsns-logo.jpg)