うつ病に苦しむ従業員が、それを克服するためには、職場の上司の手助けが不可欠なようだ――。 英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンスのSara Evans-Lacko氏らが、欧米やアジア、アフリカなど15カ国の従業員や管理職を対象とした調査データを分析した結果、「管理職の支援があれば、うつ病の従業員が仕事を休む頻度が減る可能性のある」ことが明らかになった。 この研究結果は『BMJ Open』(7月23日オンライン版)に発表された。 管理職によるケア、日本は16%と最低 働き続けていれば、どこかの時点でうつ病を経験することは珍しいことではない。しかし、Evans-Lacko氏は「うつ病患者の多くは周囲からの無理解や偏見などを恐れて、自分の症状を周りに打ち明けたり、助けを求めたりすることはあまりない」と話す。 Evans-Lacko 氏らは今回、管理職の反応や支
![労働者のうつ問題〜克服のカギは管理職のケア? 日本の実践率は16%と世界最低 - 健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESS](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b5a6a5e9f5d09f850f8321990ecf20cebff4eb89/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fhealthpress.jp%2Fassets_c%2F2018%2F08%2FDepositphotos_128285340_s-2015-thumb-300x210-4095.jpg)