11月27日の大阪市長選とともに想定される大阪府知事選で、自民党府連の谷川秀善会長が、弁護士で同党参院議員の丸山和也氏(65)に出馬を打診したことが分かった。丸山氏は回答を保留している。同党は民主、公明両党と連携して候補者擁立を目指しており、丸山氏を含めて複数の中から候補者選定を進める。 谷川氏が12日、東京都内で記者団に明らかにした。打診したのは11日で、「丸山さんは知名度があり、偏っていないから民主党や公明党が乗れるのではないか」と説明した。事務所によると、丸山氏は「全く想定していない」と話しているという。 谷川氏は丸山氏に会った後、国会内で民主党府連の平野博文代表と会談。谷川氏が丸山氏に打診したことを説明したのに対し、平野氏も数人の名前を挙げたという。 丸山氏は兵庫県旧新宮町(現たつの市)出身。69年に早稲田大法学部を卒業後、70年に司法試験に合格。バラエティー番組「行列のできる法律