日本の「お風呂文化」を海外に広めようと、神戸に住むイタリア人の建築家が、ヒノキ風呂や、ヒノキ風呂につかっている感じを演出するグッズの提供を9月、クラウドファンディング(CF)を利用して始めた。 1級建築士、トリーニ・ヤコポさん(42)は、1998年6月来日。設計事務所「スタジオドディチ」を神戸市中央区で運営している。 ヤコポさんは、「熱い日本の風呂の湯に入ることは、人生を変えてしまう経験になる」と実感。「単なるアイテムではなく、日本人の生き方そのもの」とお風呂文化に魅せられ、世界中に発信することを決意。ヒノキ風呂をデザインし海外への輸出を始めた。