世界的に注目が集まる中国アート。アーティストが集う美術教育校「中央美術学院」(北京市)に2008年、付属の美術館が誕生し、一般公開されています。芸術の秋に向け、中国全土からトップレベルのアーティストが集まる美大を見学してみるのはいかがでしょうか。 「中央美術学院美術館」の設計者は、日本の著名建築家、磯崎新(あらた)さん。石板で外観を覆う独特の重みを感じさせるデザインです。中央美術学院の北門を入ってすぐにあり、週末になると建物の前は撮影の人でにぎわいます。キャンパスを行き交う美大生の様子を眺めるのも楽しいです。 美術館では現在、「北平芸専精品陳列」を開催中。同学院のコレクションから、主に1920~30年代にかけて活躍した斉白石や徐悲鴻などの貴重なコレクションが展示されています(12月1日まで)。そのほか、企画展が随時、開催され、見ごたえがあります。 館内にはミュージアムショップが併設され、中
オランダの建築事務所UNスタジオが、巨大観覧車「ニッポン・ムーン」の設計に取りかかっており、日本に出現すると報じられている。 日本でレジャー施設などを運営する、フェリスウィールインベストメント株式会社が、UNスタジオに委託し、車輪工学の世界2トップであるアラップ社と三菱重工、そして伊デザイン会社のエクスペリエンティアが開発に加わっている。 それぞれ違うテーマを持った32個のカプセルが、40分で1周する設計で、2階建てのカプセルもあるという。 特徴的なのは、スマホやタブレットの専用アプリをダウンロードすれば、搭乗時に拡張現実を体験でき、ほかの乗客とコミュニケーションがとれる点だ。 また、空港での搭乗手続のようなシステムで待ち状況が確認でき、搭乗までの時間を施設内でショッピングや飲食をしながらリラックスして過ごせる。 UNスタジオの創設者ファン・ベルケル氏は、「夢の観覧車であり、時間と空間を旅
新しい国立競技場のデザイン 【阿久津篤史】東京都が招致を目指す2020年五輪の主会場として予定されている新国立競技場の建設費削減のため、デザインの一部見直しが検討されている。現在の想定の総工費1300億円では収まらないとの見方が出ているためだ。 特集:2020夏季五輪招致 文部科学省は、開閉式屋根を備えた8万人収容の新競技場を造る方針。イラクの建築家ザハ・ハディド氏のデザインが採用された。 しかし「デザイン通りに造れば2千数百億円になるかもしれない」と関係者は言う。競技場を管理、運営する日本スポーツ振興センター(JSC)幹部は8月中旬、ロンドン在住のハディド氏と、デザインの大枠は変えずに一部をとりやめたり、資材を減らしたりして費用を減らす方策を話し合った。招致の成否で状況は変わると伝えたという。 続きを読む関連記事文科省の概算要求、スポーツ分は倍増の490億円8/29神宮と秩父宮、入
三重県の伊勢神宮で、20年に一度、社殿を造り替える「式年遷宮」のクライマックスの行事が来月行われるのを前に4日、新しい社殿が報道陣に公開されました。 伊勢神宮の「式年遷宮」は、神様が祭られている二つの宮、内宮と外宮の社殿など65棟の建物が建て替えられるほか、装束や宝物1600点が新調される20年に一度の行事です。 来月、ご神体を新しい社殿に移すクライマックスの行事が行われるのを前に4日、二つの宮でそれぞれ神様が祭られる新しい社殿、正殿が報道陣に公開されました。 このうち、内宮の正殿は「唯一神明造」と呼ばれる日本最古の建築様式で、長野県と岐阜県にまたがる山林で切り出されたひのきで作られています。 また、今回は社殿の垣根などにおよそ700年ぶりに地元・伊勢市内の森で調達された木材が使われました。 ご神体を新しい社殿に移す儀式「遷御の儀」は、内宮は来月2日、外宮は5日に、それぞれ執り行われます。
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