千数百年の歴史を持つ日本の「畳文化」が危機に直面している。イグサで作る畳の表面部分「畳表(たたみおもて)」の国内需要量はここ20年で3分の1に減り、住宅から急速に「和室」が姿を消している。背景には若い世代の畳離れやフローリング主体のマンションが増えるなど住環境の変化がある。そこで、業界では「畳ビズ」(環境対策などを目的に畳の普及を図るキャンペーン)商品を開発して畳のリラックス効果などをPR。伝統文化を見直す行事として「畳供養」も始めた。2020年東京五輪で外国人らを畳で「おもてなし」する構想も浮上、「畳」の復権へ一丸となって力を入れている。(岩口利一) ■畳表の生産激減 「年をとったり、亡くなったりして廃業しました。後継者はいませんし…」。京都市南区で畳店を営む中野政夫さん(73)は畳表を手入れする作業を続けながら嘆く。 周辺にあった畳店は相次いで閉じ、50年以上続けている3代目の中
建築をあきらめたくなかったから、建築家をあきらめた。林厚見さんが「東京R不動産」と出会うまで [STORY OF MY DOTS] 2014.05.16 STORY OF MY DOTS STORY OF MY DOTS 山本雅美 山本雅美 Some Rights Reserved by Andreas Karsten 特集「STORY OF MY DOTS」は、“レイブル期”=「仕事はしていないけれど、将来のために種まきをしている時期」にある若者を応援していく、レイブル応援プロジェクト大阪一丸との共同企画です。今回は、「東京R不動産」のディレクターである林厚見さんのインタビューをお届けします。 東京R不動産は、「レトロな味わい」「改装OK」など独特な切り口で物件を紹介する不動産情報サイト。ありそうでなかった不動産物件のセレクトショップとして定着し、住むこと・暮らすことに新しい価値観を提示
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