中東呼吸器症候群(MERS)の波紋が広がっている。国内だけではない。40代の韓国人男性が中国出張中に患者と判明したことで、中国では「韓国はMERS輸出国」という非難世論が形成されている。無責任な韓国政府と韓国人患者のため反韓感情までが広がる兆しだ。これまで中国人の未熟な市民意識を批判してきた韓国人は、もう何も言えなくなった。最近の中国のある世論調査によると、回答者の94%が「病気を隠して中国に入国したのは非常に無責任な態度」と回答した。韓国政府の対応にも83%が「重大な問題があった。釈明する必要がある」と答えた。 香港当局は「韓国人患者が空港入国審査で正確な情報を提供しなかった」として起訴を検討中だ。これとともに緊急処方も出した。韓国を出発するすべての航空機に対する管理の強化だ。これに伴い、韓国発の航空機は空港内の指定区域でのみ着陸が許される。旅行客も指定されたゲートのみ利用できる。自国民
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