米大統領選で共和党から出馬している有力候補、ドナルド・トランプ氏がフォックス・テレビ主催の大統領討論会をボイコットすると表明したことについて、フォックス・テレビは「前例のない」「威圧的行為」とトランプ氏を強く非難している。共和党は予備選の第一弾となるアイオワ州党員集会を2月1日に控えている。予備選開始前の最後の共和党候補同士のテレビ討論会に、有力候補が欠席するのは異例。 フォックス・テレビは、討論会司会者の同局キャスター、メガン・ケリー氏をトランプ氏が威圧しようとしていると非難。「討論会司会者に関する政治家の最後通牒に屈服するなど、報道のあらゆる規範に抵触する。脅迫も同様だ」と声明を発表した。 フォックス・テレビはさらに、「ぎりぎりになって踵を返した人のことをアイオワの人たちがどう思うのかはっきりしないが、アメリカ国民にはもはや明白だろう。問題の根っこはひとつ。メギン・ケリーだ」と指摘し、