南太平洋のトンガ諸島で起きた大規模な火山噴火の影響で、列島各地で津波が発生しています。 地震と火山を研究している鹿児島大学の井村隆介准教授の解説です。 (トンガ沖の火山が噴火したときの衛星からの映像と画像から何が感じられる?) この噴煙の広がっている広さが、関東地方一円に広がるくらいの大きさの噴火なんです。 この規模の噴火というのは、世界でも100年に1回あるかないかというような、非常に大きな噴火です。 この火山灰の雲の下で何が起こっているのかというのが、トンガからの情報がなかなかないということで、まったくわからない状況なんですよね。 輪っかが広がっていますが、これは大きな空振ですね。これが日本にも気圧の変化として伝わったということになるかと思います。 (空振というのは、噴煙とともに空気が揺れ動くような、そのような広さが関東一円ほどで、ものすごく巨大だということ?) そうですね。百数十年前