2013年12月19日のブックマーク (2件)

  • 『走れ! タカハシ (講談社文庫)』(村上龍)の感想(66レビュー) - ブクログ

    衣笠選手追悼の思いを込めて再読してみた。さすがに高橋慶彦だけをモチーフに連作短編集を仕上げるのはちょっと苦しかったかなって気がしないでもないけど(龍さんのは完成度に波があるからね…)、とても興味深かったのは、いくつかの作品から、この後龍さんが描く名作群の萌芽みたいなものが垣間見えたこと。この直後に書かれた『69』につながる青春ものあり、『昭和歌謡大全集』みたいなオバサン仲間物あり。わりとほのぼの&軽妙な雰囲気のお話が多いなか、異彩を放ってたPART6『調書を全部何回読んでも、わからんことがある、どうしてお前はあの女を殺さなかったんだ?』は『ミソスープ』&『共生虫』だよね。そして、ラストのPART11のおじいちゃんはもしかして最新作『オールドテロリスト』につながってる? ホモとかブスとか今ではちょっと使えないワードが結構出てきて、当時は気にせず読み飛ばしていたけど、今となっては、読んでるこ

    『走れ! タカハシ (講談社文庫)』(村上龍)の感想(66レビュー) - ブクログ
    arendt85
    arendt85 2013/12/19
    【本棚登録】『走れ,タカハシ! (講談社文庫)』村上 龍
  • 『ウッドストック行最終バス (ハヤカワ・ミステリ文庫 テ 4-1)』(コリン・デクスター)の感想(65レビュー) - ブクログ

    書は、イギリスの作家、コリン・デクスターの「モース警部」シリーズの第一作。このシリーズも、私が好きなシリーズの1つだった。「モース警部」シリーズは、イギリスではTVドラマ化もされており、人気のあるキャラクターであったようだ。 筆者のコリン・デクスターは、1930年生まれ、2017年3月に86歳で亡くなられている。デビュー作である書「ウッドストック行最終バス」は、国では1975年に発表されているが、日での翻訳の発行は、1988年11月であり、国での発行から10年以上の年月を経ての翻訳となっている。 シリーズは、格推理小説としても高く評価されている。例えば。 ■2012年の文藝春秋による、海外ミステリーオールタイムベスト100の中に、シリーズの中から「キドリントンから消えた娘」がランクインしている。 ■1990年に英国推理作家協会が選出した「史上最高の推理小説100冊」の中に、シ

    『ウッドストック行最終バス (ハヤカワ・ミステリ文庫 テ 4-1)』(コリン・デクスター)の感想(65レビュー) - ブクログ
    arendt85
    arendt85 2013/12/19
    【本棚登録】『ウッドストック行最終バス (ハヤカワ・ミステリ文庫)』コリン デクスター