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ブックマーク / e-words.jp (6)

  • NATとは - IT用語辞典

    概要 NAT(Network Address Translation)とは、二つのIPネットワークの境界にあるルータやゲートウェイが、双方のIPアドレスを対応付けて自動的に変換し、データ伝送を中継する技術。主にLAN内のプライベートIPアドレスとインターネット上のグローバルIPアドレスを変換するために用いられる。 構内ネットワーク(LAN)とインターネットなど、二つのネットワークの間で特定のアドレス同士を対応付け、両者の間を出入りするIPデータグラムに含まれる送信元や宛先のIPアドレスを転送時に自動的に書き換える。 これにより、両ネットワーク間が直接通信できない場合でも、一方からもう一方へ透過的にアクセスできるようになる。プライベートIPアドレスで運用されているLAN内からインターネット上のサーバへアクセスしたい場合などによく用いられる。 NAPT/PATNATを拡張し、通信を行うポート番

    NATとは - IT用語辞典
  • VPNパススルーとは - IT用語辞典

    概要 VPNパススルー(VPN pass-through)とは、ルータなどが持つ機能の一つで、LAN内のプライベートアドレスを持ったVPNクライアントのパケットをインターネット側に通過させること。 インターネットとLANの境界に位置するルータには、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを変換するNATなどの機能でLAN内のマシンからインターネットへの接続を仲介するが、LAN内のマシンが外部のネットワークとVPNを構成して通信を行いたい場合、NATなどのアドレス変換が行われるとVPN通信がうまくいかない場合が多い。 このため、VPNのためのパケットはそのまま通過させるという機能が必要とされ、これがVPNパススルーと呼ばれる。VPNにはIPsecやPPTP、L2TPなどのプロトコルが使われるが、VPNパススルーを行うためには基的にはこれらに個別に対応する必要があるため、どのプロトコ

    VPNパススルーとは - IT用語辞典
  • RARPとは - IT用語辞典

    概要 RARP(Reverse Address Resolution Protocol)とは、IPネットワークにおいてLAN(イーサネットやWi-Fiなど)上のMACアドレス(物理アドレス)から、対応するIPアドレスを求めるために使われるプロトコル。 ネットワークに接続したばかりの機器などが、どのIPアドレスで通信を行えばよいかネットワーク上のサーバやルータに問い合わせるために用いられるプロトコルで、機器は自らのMACアドレスをブロードキャスト(一斉送信)し、同じネットワークにあるルータなどが利用すべきIPアドレスを決めて通知する。機器はそのIPアドレスを自らのアドレスとして以後の通信に用いる。 1984年にRFC 903として規格化されたもので、ネットワーク機器の自動設定機能などに用いられたが、取得できる情報がIPアドレスだけであり、また、実装が困難なことから、BOOTPおよび後継のDH

    RARPとは - IT用語辞典
  • ライトバックキャッシュとは - IT用語辞典

    概要 ライトバックキャッシュ(write-back cache)とは、CPU(マイクロプロセッサ)のキャッシュメモリの動作方式の一つで、CPUがメインメモリ(RAM)へデータを書き込む際、一旦キャッシュに書き込みを行い、その内容が消される寸前にメモリへの移し替えを行う方式。 キャッシュメモリはCPUに内蔵された記憶装置で、容量は少ないがメインメモリよりも極めて高速に読み書きできる。直近に利用したメモリ上の内容の一部を複製しておくことで、次に必要になったときにメモリから読み直すよりも素早く取り出すことができる。 ライトバックキャッシュではメモリへの書き込み処理が発生するとキャッシュにのみ書き込む。その後、キャッシュに新しいデータが追加されていき、書き込んだ内容が追い出される寸前にメモリへの書き出しを行う。制御が複雑でキャッシュとメモリの整合性を維持するのも難しくなるが、メモリへの書き込み頻度

    ライトバックキャッシュとは - IT用語辞典
    areyoukicking2
    areyoukicking2 2010/10/19
    ライトバック(まずキャッシュに書き込んで一時たったらメインメモリに書き込む)→ライトスルーはメインメモリに書き込むタイミングでキャッシュにも書き込む
  • IPLとは - IT用語辞典

    起動時にCPUが一番最初に読み込んで実行するのは、マザーボード上に設けられたROM(読み出し専用メモリ)などに記録されたプログラムで、オペレーティングシステム(OS)などが記録された起動デバイス(ハードディスクなど)の先頭部分(MBR:Master Boot Record)に記録されたプログラムを読み込んで実行する。これを指してIPLということがある。 一方、このMBRに記録されたプログラムのことをIPLと呼ぶこともある。これは一般には「ブートローダ」(boot loader)と呼ばれることが多く、複数のOSが起動可能な場合にどれを起動するか利用者に選択させたり、指定されたOSの初期化プログラムを読み込んで実行したりする。

    IPLとは - IT用語辞典
  • TCP wrapperとは - IT用語辞典

    概要 TCP wrapper(tcpd)とは、UNIX系OSのシステムに常駐し、外部からのTCP/IP接続のアクセス制御などを行うプログラム。接続元のIPアドレスなどの情報を元に接続の許可や拒否を指定することができる。標準の常駐プログラム(デーモン)名は “tcpd”。 IPネットワークを通じて外部にサービスを提供するサーバなどで用いられ、外部からの接続要求を一元的に受け付ける。設定に基づいてフィルタリングなどを行った上で、各サービスを提供するプログラムを起動する。「TCP wrapper」という名称だがUDPやICMPにも対応する。 標準では主に「/etc/hosts.allow」と「/etc/hosts.deny」という二つの設定ファイルを用い、前者には接続を許可する条件(接続元のホスト名やIPアドレスの範囲、起動するプログラム名など)を、後者には拒否する条件を記述する。接続要求を受け

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