ある時大学を中退してひょんなことから映像業界に入り、「電信柱」と呼ばれてぼこぼこにされ続けた苦難の時代を経て、バブルのまっただ中で秋元康氏と共に「業界のYMO」を自称してヘンテコなものを作り続けた日々、そしてシステムに迎合することなく戦い続ける中で堤色と呼ばれる独特の世界観や撮影手法を作り上げ、映画監督としてキャリアを積み重ねて現在に至るという、ある意味「はやぶさ」にも負けない数奇で波瀾万丈な人生の中で自らを支え続けたものは何だったのでしょうか? 「金田一少年の事件簿」「池袋ウエストゲートパーク」「トリック」「20世紀少年」などを手がけ、演出家、映画監督として世の中に数々のヒット作を送り出してきた今回の堤幸彦監督インタビューでは、最新作の「はやぶさ/HAYABUSA」のさまざまなエピソードはもちろん、監督自身の履歴についても自らの言葉で存分に語っていただきました。 このインタビューには本作
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