元エントリはつらすぎてリンクできないので、こちらを。 kutabirehateko.hateblo.jp わたしはこの「屋上で話を聞いた女の子」の役割を求められることの多い人間でした。子供時代は家族の中で母親的な立ち居振る舞いを求められることが多く、「しっかりしている」「いいお姉ちゃんね」 と褒められることを、誇りに思うような子供でした。大きな問題にぶつかるたび、大人ぶって、「仕方がないよ、そういうものだもの」とよく言いました。いまも言いますが、子供時代は、いつも、そう言い続けていました。母親が入院したときも、家族にトラブルが起きたときも、受験や、クラブ活動を諦めなければいけなくなったときも、「仕方がないよ」と言って笑うたび、世界と自分の間にあるガラスの壁が、どんどん厚くなっていくようでした。透明な壁の存在に気づく人は少ないですが、わたしにとって「向こう側の世界」はとても遠く、違う世界のよ