俳優中村蒼(20)と歌手で声優の坂本真綾(31)が7日、東京・テアトル新宿で行われた映画「キミとボク」(窪田崇監督、14日公開)の先行上映会に出席した。中村は主演の青年、坂本は青年が飼う猫・銀王号の声を演じているが、今作品に共演するまでお互いのことを知らなかったと、そろって告白した。中村は「この作品で初めまして…という感じで」と苦笑いし、坂本も「私も存じ上げず…すみません。普段、あまりテレビを見ないもので」と申し訳なさそうに話した。 中村は今年だけで映画4本に主演する、若手俳優の中でも勢いのある注目株だ。一方、坂本も昨年歌手生活15周年を迎え、今作品のために書き下ろした主題歌「手紙」が収められたアルバム「You can’t catch me」が、オリコン週間ランキングで1位を獲得したほか、トップ声優としての顔も持つ。それぞれ人気者同士だが、意外と縁がなかったようだ。
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