国際レスリング連盟(FILA)は7日、タシケントで総会を開いて理事の一部改選を行い、福田富昭副会長(72)が退くことに伴い立候補した日本協会の富山英明常務理事(56)が当選した。 任期は4年。日本人理事は1972年の笹原正三氏から続くことになる。ネナド・ラロビッチ会長(56)が再選された。 日本協会会長の福田氏は2020年東京五輪に向け、国内の態勢整備に集中する。19人が7枠を争い、大相撲の元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏もモンゴルから立候補したが落選した。 FILAの名称を世界レスリング連合(UWW)に変更することも決め、同日から採用した。