10月30日に船橋アリーナで起きた11人退場騒動。これによって1年目のBリーグが抱える課題が浮き彫りとなった 【素材提供:(C)B.LEAGUE】 Bリーグが9月22日に開幕してから最悪のニュースを選ぶなら、10月30日に船橋アリーナで起こったトラブルだろう。試合中に千葉ジェッツのヒルトン・アームストロングがスクリーンプレーでアルバルク東京の菊地祥平の足を引っかけたことからもみ合いが起こり、味方をかばうべく入った選手たちも含めて計11名が失格・退場となった一件だ。 このようなトラブルが起こったとき、外で控える選手がプレー中のコートに入れば「ファイティング」の反則を取られる。「ファイティング」と聞けば暴力行為を連想するが、今回はそうでなく、その場にいたこと自体が問われ、ファウルではなくより悪質な「ディスクオリファイング・ファウル」として失格・退場になった。 ルールの適用としては間違っておらず