長谷川がついにグローブを置く決断を下した──。WBC世界バンタム級タイトルを10度防衛するなど一時代を築き、現在はWBC世界S・バンタム級王座を保持する長谷川穂積(35=真正)が9日午後、神戸市内のホテルで記者会見を開き、自らの口で現役引退を表明した。 会見終了後に山下会長が長谷川に花束を渡した グレーのスーツ姿で登場した長谷川。マイクの前に座ると、冒頭に「9月16日の試合を最後に引退することを決めました。まだWBC・S・バンタム級チャンピオンですが、2日後のWBC総会に出席してそこでベルトを返上してこようと思います」と引退宣言した。 続けて「理由に関しましては、自分に対してこれ以上証明するものがなくなったというのがひとつ。もう一つは心と体を一致させて世界戦をして、世界チャンピオンになるという目標を達成し、戦う理由もなくなって、前回以上の気持ちを作ることができなくなったというのが大きな理由
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