2019年11月6日のブックマーク (2件)

  • 完全に奇書――舞城王太郎「JORGE JOESTAR」 - 誰が得するんだよこの書評

    ジョジョ2部の主人公ジョセフ・ジョースターの父であるものの、原作においてはほとんど言及されないジョージ・ジョースターの物語。舞城王太郎がノベライズしているわけなんですが、波紋でもスタンドでもなく、名探偵ジョージ・ジョースターとして活躍するというカオスな作品です。舞城……名探偵……うっ、頭が……。となってしまう人もいるんじゃないでしょうか。 わかる。 もう舞城「ディスコ探偵水曜日」みたいな感じで、名探偵連続殺人事件とか、時空の越境とか、平気で出てくるんですよねえ。いや、まあ、ジョジョも6部で宇宙一巡とか、7部で並行世界とかやっちゃってるんで、その家取りという意味ではいいのかもしれませんが、もうなんか処理しきれない感じです。 ジョジョも舞城も好きなんですが、どっちかというと舞城ファン向けで、ジョジョファンは怒りだしそうなところもあるかなあ。ジョジョシリーズの主要登場人物はほぼすべて出てくるの

    完全に奇書――舞城王太郎「JORGE JOESTAR」 - 誰が得するんだよこの書評
    arihit0
    arihit0 2019/11/06
    ジョジョは大好き、舞城も二冊くらい読んでて割と嫌いじゃないのでずーっと気になってる小説。 ただAmazonのレビューを見ると中々突散らかしてる感じで手が出ないまま(笑)
  • 『働く男』星野 源 - かえでのまど

    映画を観る気にさせてくれた作品。 作のタイトル、星野源が敬愛するユニコーンの楽曲『働く男』に由来するそうです。 仕事への依存感、中毒感、過剰な苦しみを感じていたという星野源が、大病の前に書いたエッセイをメインとした作ですが、初版の帯には「どれだけ忙しくても、働いていたい。ハードすぎて過労死しようが、僕には関係ありません。」と書いてあるそう。 文庫版のまえがきに書かれていますが、現在は「サボりたい、遊びたい、働きたくない」と思うようになったとのことです。肩の力を抜いて仕事と向き合うようになったということなのかな、と思いました。 働く男 (文春文庫) 作者: 星野源 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/09/02 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (9件) を見る 作の中で、雑誌『ポパイ』の映画ページで連載していた映画コラムの項目を読んでいるうちに、映画が観たい、とい

    『働く男』星野 源 - かえでのまど