技術的負債の「見える化」 どのようなソフトウェアにも設計上のミスはあります。設計時点ではサービスの発展性や日々変わりゆく要件を完全に予測することはできないからです。ある時点で正しい設計も、その次のサービスリリースでは設計上の修正を必要とするかもしれません。これらの変更への粘着性や複雑性のある状態を、「技術的負債」と言います。 mixiでは技術的負債は長らく、コードレビューや技術力の高いエンジニアによる新機能リリース時の修正などで対応を行ってきました。しかし、これまでに紹介した「わかりやすいコードの指針」や「アーキテクチャパターン」をレビューや教育だけで維持することは、ソフトウェアが巨大になり、開発者数が増加するにつれて難しくなります。そのため現在では、ソフトウェアの設計品質評価を自動化するツール群を開発し、それらを用いて技術的負債を見える化し、計画的に解消していく試みを行っています。 コ
![第8回 Perlによる大規模システム開発・設計のツボ(3) | gihyo.jp](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b4abdbaf3f58dd9491ed8749cea9d7d68d38f355/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgihyo.jp%2Fassets%2Fimages%2FICON%2F2022%2F1905_perl-hackers-hub.png)