先月、MicrosoftからSilverlightの新しいバージョンである「Silverlight 3」と開発ツールがリリースされました。Silverlight 3では、Silverlight 2の機能に加えてビットマップやメディア関連の低水準なAPIが追加され、プログラムから動的に制御できるようになりました。Silverlight 3によって、これまでWebアプリケーション分野での進出が遅れていた映像、音声、画像などのマルチメディアのオーサリングツールが登場するかもしれません。 今回は、Silverlight 3で追加された新機能の1つであるエフェクトについてご紹介します。エフェクトは、任意のUIElementに対してピクセル単位の変換処理を実行時に行うことができる機能です。Silverlight 2でも座標変換や不透明度の変更はできましたが、ビットマップのピクセルを直接制御する手段がな