ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (3)

  • スマホは使うがパソコンは苦手──コロナ禍で露呈した日本の労働力の弱点

    <日は新型コロナウイルスの危機を、労働生産性の向上を促すカンフル剤とすべきだ――。誌「ポストコロナを生き抜く 日への提言」特集より> かつての日は、ハイテクの国であった。ところが現在ではIT化が遅れ、労働生産性もイタリアやスペインといった南欧諸国より低い。 日は高齢化による若年男性労働者数の減少を高齢者と既婚女性のパート就業率を高めることで対処したので、労働力の質が下がり、労働生産性が落ちたという人もいる。しかし、やはり超高齢化が進むドイツは日同様、高齢男性と既婚女性のパートタイム労働の就業率を底上げしてきたが、時間当たりの労働生産性は日よりもずっと高い。 国際成人力調査(PIAAC)という、16歳から65歳までの労働者のスキル調査によると、日の労働者の読解力と数的思考力は国際的にもトップレベルである。加齢による能力低下を考慮しても、国際的に非常に高いレベルを維持している。

    スマホは使うがパソコンは苦手──コロナ禍で露呈した日本の労働力の弱点
  • アメリカで相次ぐ病院閉鎖、コロナ患者は儲からない

    Michigan Rep Blasts Hospitals for Closing During Pandemic: 'Not Profitable' <パンデミックが地方に及ぶのを前に、地域で唯一の病院が突然閉鎖するケースが続出。コロナ患者が入院すると利益が上がらないからだ、と地元議員は批判する> 新型コロナウイルス感染症がアメリカの都市部から地方に迫るにつれて、突然、患者を転院させ従業員を解雇して閉じてしまう地方病院が増えている。新型コロナの患者が押し寄せてくれば、ただでさえ人口減少と高齢化で採算が悪化している病院経営が持たなくなる、というのがその理由だ。 テネシー州では4月中旬、人口1万2000人の町のただ一つの病院が閉鎖。2020年に入って同州だけで9件目だ。全米では、すでに200の地方病院が閉鎖したともいわれ、地元住民はもし町に新型コロナがきたら、と不安に怯えている。 ミシガン州

    アメリカで相次ぐ病院閉鎖、コロナ患者は儲からない
  • 「既存の新型コロナウイルス抗体検査は信頼できない」ロシュCEO

    スイス製薬大手ロシュのセベリン・シュワン最高経営責任者(CEO)は22日、市販されている一部の新型コロナウイルス感染の抗体を調べる血液検査キットについて「あてにならない」と酷評した。同社は来月、独自の抗体検査キットを発売する準備を整えている。写真はスイスのバーゼルにある社。2018年2月撮影(2020年 ロイター/Arnd Wiegmann) スイス製薬大手ロシュのセベリン・シュワン最高経営責任者(CEO)は22日、市販されている一部の新型コロナウイルス感染の抗体を調べる血液検査キットについて「あてにならない」と酷評した。同社は来月、独自の抗体検査キットを発売する準備を整えている。 抗体検査によって新型コロナへの免疫を獲得した人を特定し、移動制限などの対象から除外できれば、経済活動の再開や医療関係者の安全を保つことにつながる。 ロシュは一部の既存検査製品の信頼性を精査した。その結果に基づ

    「既存の新型コロナウイルス抗体検査は信頼できない」ロシュCEO
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