1958年の設立以来、たくさんの動物たちを保護してきました。現在シェルターには、犬猫のほかにウサギ、アライグマ、ハクビシン、ハトもいます。犬で15匹、猫で40匹がいまの収容限度なのですが、保護依頼の電話は毎日のようにかかってきます。 【写真特集】大譲渡会に出された猫たち 「高齢で犬が飼えなくなった」「病気をしたので猫を引き取ってほしい」 そんな電話ばかり。依頼してくるのは高齢、独居、賃貸住まいの人が多いですね。 今年夏には、13年前に当時60代のご夫婦に譲渡したビーグルが、シェルターに戻ってきてしまいました。ご主人が 亡くなったのがきっかけだったそうです。譲渡する際に「保証人」になっていた娘さんは、自宅を処分して賃貸に引っ越すからもう飼えないと。ビーグルは16歳になり、病気を抱え、肥満で歩けなくなっていました。こんな状態ですから、新たな飼い主を見つけてあげることは難しい。 「出戻り」は年に