2009年7月22日、日本国内では46年ぶりとなる皆既日食が奄美大島の北部、屋久島、種子島南部、喜界島、トカラ列島などで観測される。中でもトカラ列島の悪石島は、皆既日食帯のほぼ真下に位置するため、今世紀見られる皆既日食では最長の最大6分25秒間も続くという。天体ファンならずとも、気になる今回の日食。昨年ごろから徐々に話題を集めてきたが、本番まで1週間に迫り、一段と盛り上がりを見せている。 とはいえ、7月22日に観察できるのは、ごく一部の地域に限られる。海外でもインドから中国にかけて、見られる場所もあるが、いずれにせよ当日にぶらりと出かけるには遠い場所ばかりだ。しかし、ご安心を。皆既日食帯の近くでは、太陽の一部が欠ける部分日食が観察できる。今回の日食では、日本南部に皆既日食帯が通るとあって、全国どの地域からでも日食を観察できるのだ。 「なんだ、単なる部分日食か……」とは思わないでほしい。今回
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