ロシア・モスクワ(Moscow)の国家会議(下院)で演説するウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相(2012年4月11日撮影)。(c)AFP/KIRILL KUDRYAVTSEV 【4月12日 AFP】「長くて、緑色で、肉の臭いがするものはなんだ?」――答えはロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相が知っている。 プーチン首相が11日に行った議会演説の中で出てきたこのなぞなぞは、旧ソビエト連邦時代の苦労をよく表している。プーチン首相は、旧ソ連政府のほうが現在のロシア政府よりも農業政策に長けていたという野党の共産党議員からの批判を真っ向から否定した。 「いいや、われわれ(旧ソ連)の牛肉生産システムは優れたものではなかった。これが紛れもない事実だということはあなたも知っているはずだ」と、その日で一番熱が込もった声を張り上げて演壇から反論した。 「い