【動画】スティーブンソン氏らの研究チームは、フィリピンでウミシダの生態系を研究している。ウミシダに寄生する小さな生物たちの独特な適応のしかたもテーマの1つだ。(解説は英語です) 2億年前から生息しているとされる「生きた化石」ウミシダが、次の時代の浅瀬の王者になるかもしれない。世界の浅い海では、海水温の上昇によって多くのサンゴが死んでいるが、ウミシダはなんの問題もなく繁栄しているように見えるからだ。(参考記事:「【動画】白化するサンゴの断末魔、原因は温暖化」) カナダ、ブリティッシュコロンビア大学のアンジェラ・スティーブンソン氏は、10年以上前からウミシダやウミユリなどのウミユリ綱の動物を研究している。現在は、フィリピンのネグロスオリエンタル州を拠点として、沖合のサンゴ礁に大量に生息するウミシダの観察や実験を行っている。(参考記事:「【動画】「生きた化石」ウミシダの泳ぐ姿が芸術的」) 彼らは
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