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  • 映画瓦版|4月の涙

    北欧スカンジナビア半島の根にフィンランドという国がある。東側のロシアと西側のスウェーデンの間で、常に両国の干渉と支配を受けてきた国だ。1917年にロシア革命が起きると、12月にフィンランドは帝政ロシアの支配下を脱して悲願の独立を果たした。しかし国内はロシア革命の影響を受けて急激な社会改革を望む赤軍と、これに抵抗する白軍に分裂。独立直後の1918年1月から両者の間で激しい内戦が戦われることになる。当初優勢は赤軍側が首都ヘルシンキを手中にするなど優勢に戦いを進めたが、3月に正規軍中心の白軍側が反攻に転じる。寄せ集めの市民兵だった赤軍はあっという間に瓦解し、4月には首都ヘルシンキも陥落。5月には赤軍残党が国外に脱出し、白軍勝利で内戦は終わる。これが映画の背景にあるフィンランドの歴史だ。 1918年4月。敗走する赤軍の女性部隊が白軍に包囲され、投降した赤軍女性兵たちは白軍の兵士たちに輪姦された上

    arkanal
    arkanal 2012/05/05
    物語の中心は白軍の准士官アーロと赤軍の女性捕虜ミーナのラブストーリーなのだが、舞台が裁判所に移ってエーミル判事が登場すると、途端に彼が物語の全体を支配するようになる。文学と詩と音楽を愛し、愛と寛容と理
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