こんにちは。システムマネジメントサービス2部の森内です。 オンプレ/クラウドの構築・運用・統制(ID/ログ/監査)やBCP/DR設計を担当し、「回る運用」を前提に、現場で実行できる意思決定を支援しています。 この記事の結論(先に要点だけ)マルチクラウドは「止まらない仕組み」ではなく、止まり方を設計するための保険です(保険料=運用・統制コスト)。判断は Why(必要性)×Can(実行可能性) で十分です。結論は「採用/限定採用/見送り」の3択に落とします。採用(または限定採用)するなら、最初にやるべきは構成ではなく統制MVP(目安90日:入口→証跡→逸脱)です。はじめに:クラウドは強い。それでもリスクはゼロにならない主要クラウド(AWS/Azure/Google Cloud(GCP)など)は高い冗長性と運用実績を前提に設計されています。 ただし、広域障害や基盤起因の不具合、大規模変更の連鎖(

