2009年11月24日のブックマーク (3件)

  • 流動性の罠のもとでは財政政策も金融政策も有効 - himaginary’s diary

    11/14エントリでは、軍事費の景気刺激効果が他の公共支出に比べ劣る、という研究を紹介した。また、バロー等の軍事費の乗数効果は1未満という研究にも言及した。 そのバロー等の10/30voxeu論説に対抗するように、11/18のvoxeuでは、アイケングリーン等のチームが、軍事費の乗数効果は(少なくとも流動性の罠の下では)2以上あるという研究結果を発表した(元の論文はこちら)。 両者の結果の違いをもたらした主な原因は、用いたデータにある。バロー等が米国の90年以上のヒストリカルデータを使用したのに対し、アイケングリーン等は1925-39年の国際連盟加盟国を主体とする27ヶ国のデータを用いている。ここで期間を1925-39年としたのは、彼らの興味の焦点が大恐慌下での金融財政政策の効果にあったためである。ちなみにこの期間には、ヒトラーによるドイツの再軍備や、ムッソリーニによるアビシニア侵入といっ

    流動性の罠のもとでは財政政策も金融政策も有効 - himaginary’s diary
    arn
    arn 2009/11/24
  • あえてオーストリア学派のデフレ論を読んでみる - masayang's diary

    再度「デフレ宣言」なんだそうな。 産経: 【主張】デフレ宣言 「鳩山不況」阻止へ総力を 物価が継続して下落するデフレは、売り上げの減少が企業収益を悪化させる。それが賃下げや失業増を招いて消費が低迷し、さらに企業収益が悪化する負の連鎖を呼び込みかねない。悪循環を断ち切るには、従来の発想にとらわれずに思い切った政策が必要だ。 上記記事に限らず「デフレだ! 大変だ! なんとかしろ!」みたいな論調は珍しくない。 池田信夫センセーと勝間某の見苦しい争いとか(笑 理系で経済学Dだった俺だけど、ほとんど出席しなかった経済学授業で「物価が上昇すればインフレ、下落すればデフレ、っていう考えは間違い」と教員が話したのだけは覚えている。 で、こんなのを見つけてきた。 An Austrian Taxonomy of Deflation(PDF:英語) オーストリア学派のJoseph T. Salerno氏によるデ

    あえてオーストリア学派のデフレ論を読んでみる - masayang's diary
    arn
    arn 2009/11/24
    今が不景気でないのなら、オーストリア学派が正しいという考えもできなくはないが、そうではなかろうて。事実のサポートがなければただの空論。
  • 中川秀直『「マクロ経済運営に関する質問主意書」を提出しました』

    先週金曜日の衆院内閣委員会で質問できなかった項目を中心に、中川秀直は日、下記の質問主意書を提出しました。雇用問題について頂いておりましたご提案・ご意見もふまえてのこれら質問に関して、12月1日に政府答弁書で回答される予定です。また、ご報告いたします。 マクロ経済運営に関する質問主意書 明確なマクロ経済運営の基方針を確定し、政府・日銀が協調することは、緊急を要すると考える。 従って、次の事項について質問する。 一、マクロ経済政策の目標について 1.十月三十日の日銀の物価展望レポートでは、今後三年間デフレが続くと公言している。また、財務省は十月七日、この日に予定していた一〇年物価連動債(十年債)入札の取り止めを発表した。これはブレーク・イーブン・インフレ率がマイナス一~二%強という将来のデフレ予測が背景にある。政府は、日銀のデフレ予測についてどう考えるか。また、デフレ状態から日経済はいつ

    中川秀直『「マクロ経済運営に関する質問主意書」を提出しました』
    arn
    arn 2009/11/24
    期待してます。