アフターマーケット向けのPC用デジタル放送チューナがついに解禁になった。これまでPC用のデジタル放送チューナは、専用マザーボードなどど組み合わせて販売しなければならなかった。そのため、自作PCやデジタル放送チューナが搭載されていないPC用、いわゆるアフターマーケット向けの製品は事実上販売できなかった。 しかし、この4月よりその要件が緩和され、周辺機器ベンダからPC用デジタル放送チューナが発売することができるようになり、各社から製品/開発発表がなされている。今回、アイ・オー・データ機器、バッファロー、ピクセラの3メーカーから発売されたデジタル放送用チューナの5製品を入手することができたので、それぞれの製品の特徴などについて迫っていきたい。 ●B-CASカード発行基準の見直しにより実現可能に PCにデジタル放送のチューナが搭載され始めたのは、実は2001年にさかのぼる。最初に搭載したのはNEC