妊娠するには医学的に最適な時期があり、それは24歳頃になる。むろん、時期を選ぶのは個人の自由だが、その時期を選べず、遅らせざるを得ないというのでは、足を切って寝台に合わせたというプロクルステスの故事と同じになる。経済や社会は、身体に合わせるべきものだ。それが少子化という長期的絶滅の要因になっているとしたら、なおさらである。 4/17にダイヤモンドO.L.で紹介されたニッセイ研の天野馨南子さんの「女性活躍推進=少子化推進の失敗を繰り返さないために」(2/23)を読んで、とても意義のある内容だと思ったし、ちょっと悲痛さも感じてね。これに関しては、「身体に合わせた経済社会」(2012/1/9)を書いたこともあったが、改めて筆を執ることにした。 ……… 天野さんの主張は、女性活躍の推進が少子化に結びつかないよう、医学的な妊産適齢期に関する知識を普及させるべきとするものだ。煎じ詰めれば、「子供を持ち
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