REIT(不動産投資信託)市場に「脱東京」の影響が出始めている。新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークが普及するなか、企業や勤労者が都心から郊外に拠点を移す動きが出ており、東京の人口が都区部を中心に減少。東京の不動産が資産の大きな割合を占めるREIT市場の下押し圧力となっている。写真は新宿区のビル街を歩く人。6月撮影。(2020年 ロイター/Issei Kato ) [東京 5日 ロイター] - REIT(不動産投資信託)市場に「脱東京」の影響が出始めている。新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークが普及するなか、企業や勤労者が都心から郊外に拠点を移す動きが出ており、東京の人口が都区部を中心に減少。東京の不動産が資産の大きな割合を占めるREIT市場の下押し圧力となっている。 日本の総人口は2008年の1億2808万人をピークに既に減少に転じているが、東京では、主に若年勤労世代の転入に支え
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