ブックマーク / masanork.hateblo.jp (6)

  • それホント学問じゃなく説教だってば - 雑種路線でいこう

    だいたい経済学って小難しい上に退屈なのである。ミクロ理論は現実からかけ離れたモデルの上に成り立ち、マクロ理論は話が大き過ぎてピンとこない。似たような数式やグラフを使って正反対のことを語る人々がいるし。経済を理解するための道具が経済を予測したり影響を与えたかの実利で評価されていたり。分かりようのないことも分かりきったこととして竹を割ったように語り、人口に膾炙する説教に乗せてくれないと分かった気になってもらえない。そして残尿感のある話なんか、政治家もマスコミも大衆も最初から求めていない。 企業経営者に経営の心得を説いたり、大衆にモラルを説教したりする経済学者は、仮に自由主義を標榜していても、経済社会を支える人間の精神改造を夢見る点で、実は心情的に宗教家、ないしは共産主義者にかなり近いのではないだろうか。 (略) 国民の経済への理解を高めるのももちろん重要だが、それよりもまず、専門家たちの知的退

    それホント学問じゃなく説教だってば - 雑種路線でいこう
    arrack
    arrack 2009/01/26
    単に日本の社会人が勉強しなさすぎるだけじゃないか?英語はやっても経済学なんてやらないでしょ?
  • それは年功序列と処女信仰と妬みの構造みたいな - 雑種路線でいこう

    企業どころか文系の大学教授で博士を持ってるの何割だよ?みたいな世界がある。外務省キャリアのトップノッチは学部中退とか。背景に新卒一括採用・年功序列で入社年次重視となってしまうことの弊害とか、新卒偏重の背景にある処女信仰ってか「異なる価値観に毒されない段階で組織に入って欲しい」って要望とか、上に立つ者が箔を持っていないと下にそういった権威を持った奴がいると目障りだって妬みの構造もありそうだ。文系学者で博士が出世の妨げとなることと、企業が博士を敬遠する背景って共通している。 日の企業は、博士以上の高学歴者を敬遠するという。そこには、勉強のできる子供に対する偏見と同質の偏見がひそんでいるような気がする。 だから職務給に切り替えてポスト毎のJob Descriptionを適切に設定すれば、高等教育の価値も適切に評価されるんだろうかというと難しい。文部科学省の大学院重点化によって学部より修士・博士

    それは年功序列と処女信仰と妬みの構造みたいな - 雑種路線でいこう
    arrack
    arrack 2008/12/25
    文系は大学院いくと生涯賃金が大卒に比べて下がるし。/まあ公務員自体が学歴で年収が変わらないので、まず公務員から変える必要があると思う。/日本のある種の学歴軽視の姿勢が大学教育の貧困さを招いていると思う
  • 「ただ働き」は三文の得 - 雑種路線でいこう

    僕がこの業界で何とかやってこれたのも予備校時代、秋葉原の当時ぷらっとホームの下にあった日立ソフトのショールームでのただ働きがきっかけだ。「謎の予備校生」として連日入り浸り、デモ環境つくったり、調子の悪いPCを直す代わりに諸々教えてもらった。そこで広がった人脈から、大学に入って仕事を貰うようになった。その縁で学会の手伝いをしていたら、霞ヶ関や永田町を出入りするようになった。 ただ働きを、安売りするんじゃねえ。 なんの実力も実績もない「ただ働き」なんて、単なる足手まとい、マイナスなんだよ。「ただ働き」ゆえに、どんな失敗も免責されてしまう。その分確実にマイナスになる。 ただより高いものはねえんだよ。 学生のとき前の会社から足抜けし損ね、ネットベンチャーに恵比寿のマンションの1室を与えられ居候として無給で週1 + アフター5の手伝いをしていたら、1年足らずで買収されるまで、認証連携の特許を申請した

    「ただ働き」は三文の得 - 雑種路線でいこう
    arrack
    arrack 2008/12/14
    誰かに支えられてもらってるときと、自分で一人立ちするときは別だろうに
  • 情けはロスジェネの為ならず - 雑種路線でいこう

    実際、米国の産業で起こったことはMBA上がりとか超高給ハイフライヤーと、ワーキングプアとの二極化だった訳だ。IT業界じゃIBMとかHPとか終身雇用を社是として掲げていた企業が90年代を通じて陥落し、古き良き米国の雇用慣行の生んだ中産階級は、ビッグスリー破綻で完全に底が抜けるんだろうか。 あんまり単純化したくない問題。新卒偏重主義を捨てるというのは同時に色々なセーフティーを切ることにもなりかねない。いわゆる会社員(ホワイトカラー)とそうでない人の格差が開いてみんな会社員を目指すという状態もおかしい。 ここであえて単純化すると、年齢経験不問というのはぶっちゃけ完全実力主義で、低成長を許容しないか、成長が必要とされない(つまり給料も上がらない)単純労働のどちらかだ。だから、過度に人材の流動性を求めることは格差の拡大に寄与するのだ!なんだってーーー 極論だけどね。 日で会社がセーフティーネットと

    情けはロスジェネの為ならず - 雑種路線でいこう
    arrack
    arrack 2008/12/13
    たぶんもう萌芽はでてる。サイレントテロという考え、非婚姻率の上昇とか。今後は出生率の低下という形でるとおもう。労働市場の中核は30後半から40代なので影響でるのは一番最後じゃないかとおもう。
  • 問題は内定取り消しより新卒偏重では - 雑種路線でいこう

    正社員だって整理されちゃう時代なら、内定を取り消されたって仕方ないだろって気もする訳ですよ。で、問題は内定取り消しそのものじゃなくて、それが今後のキャリアに大きく響いてしまう新卒偏重の方なんだよね。ところが首相のコメントとか労働基準監督署の指導とか、おかしな方向に走っている。役人も記者も新卒採用が多いから、自分が暗黙のうちに差別を認めていることに気づかないのかな。 どこの馬の骨ともつかない一般学生に100万やろうという話がでて、社会がそれに「かわいそうだ」とか同情する一方、100万円もあれば生きる事ができるかもしれない就職氷河期世代の非正規労働者に、質的な意味での同情の声は上がらないわけですよ。 麻生太郎首相は10日午後の参院予算委員会で行われた経済・社会保障に関する集中審議で、企業による新卒者の内定取り消しが増えていることについて「これから(社会人として)スタートする人が、かなり大きな

    問題は内定取り消しより新卒偏重では - 雑種路線でいこう
    arrack
    arrack 2008/12/11
    卒業後の回り道に一番寛容な会社は実は公務員だったりします。本当にいろんな人がいます。試験さえ通れば面接してくれるっていうのがでかいです。公務員試験は30歳ぐらいまで受けれます。第2新卒より幅ひろいです。
  • 能力に対する対価って幻想 - 雑種路線でいこう

    僕はこれまでいろんな仕事をしたが、高校時代にハンバーガーを焼くバイトが最も辛く給料も安かった。だから給料って何だろうってことは人生の中で何度か考えた。まず給料ってのは能力の対価ではなく仕事の対価なんだ。で、仕事の値段って大雑把に相場と利益と分配率で決まり、似た仕事している者同士で能力に応じた多少の色をつける。だから儲からない仕事で高い能力を発揮するより、儲かる仕事にしがみつき全く能力を発揮しない方が給料がずっと高くなる場合だってある。 世の中というのはおかしなもので、才能やら磨き抜かれた技術とは別の部分で給料が決まったりする。 例えば業種が変れば、給料の高低が変化したりするわけです。 これは給料を貰う人にとっても、サービスを受ける人にとっても、実は不幸なことです。 結局のところ、そのおばさんに給与を払っているのはそのスーパーの客で、そのスーパーの客がオバサンの才能に価値をさほど認めていない

    能力に対する対価って幻想 - 雑種路線でいこう
    arrack
    arrack 2008/12/02
    幸せはお金で買えないかもしれないけど不幸はお金で減らすことができる/高い給料を得るところは、労働者の参入障壁が高くてかつ供給が少ないところです。医者とか。
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