2022年は多くの企業にとって、DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みをさらに推し進める1年になりそうだ。DXを実践するうえで、筆者が注目すべきだと考えるキーワードを紹介したい。選んだのは「デジタル原則」「内製力の強化」「リスキリング」の3つである。 2021年は、2020年から続く新型コロナウイルス禍の困難な状況の中、あらゆる分野でデジタル技術の活用が進んだ1年だった。企業におけるテレワークの浸透をはじめ、企業の様々な事業活動のオンライン化や非接触化が加速した。デジタル技術を用いてビジネスを変革するDXへの取り組みが広がった1年だったといえる。 2022年への年越しが間近に迫った2021年12月24日、政府は「デジタル社会の実現に向けた重点計画(デジタル重点計画)」を閣議決定した。その中には、同年12月22日に「デジタル臨時行政調査会(デジタル臨調)」で定めた「デジタル原則
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