任天堂は27日、今期(2018年3月期)の連結営業利益が650億円となる見通しだと発表した。3月3日に発売した新型家庭用ゲーム機「スイッチ」の好調な販売などが寄与し、前期(17年3月期)比2.2倍になる見込みだが、アナリスト21人の予想平均1025億円を大幅に下回る。 開示資料によると、今期の純利益予想は前期比56%減の450億円。特殊要因が利益を押し上げた前期からの反動が出る。売上高予想は7500億円(市場予想は7663億円)となった。スイッチの販売は今期1000万台と予想した。市場予想と同水準。発売から3月末までの累計販売は274万台だった。