家庭用ゲーム機を展開するソニーと任天堂の株価の明暗が分かれた。 前日発表の7-9月期決算を受け、31日のソニー株は一時7.1%高の6275円と大幅続伸し、上昇率は昨年11月1日(12%)以来、1年ぶりの大きさを記録。任天堂は一時4.7%安の3万3610円まで売られ、昨年6月13日以来、1年4か月ぶりの安値を付けた。 ソニーは30日、2019年3月期の営業利益計画を6700億円から前期比18%増の8700億円に上方修正した。2期連続で過去最高益を更新する見通しだ。ゲーム&ネットワークサービスは、プレイステーション4(PS4)の販売台数見通しや有料会員サービス「PSプラス」の売り上げ見込みを上積みし、部門では最大の3100億円の営業利益を見込む。