「同志を裏切った男」それは石原慎太郎都知事です。 「血の誓約」で結ばれた同志を、一番肝心な場面で裏切った。それが石原慎太郎なのです。 石原慎太郎が裏切った「同志」とは、自民党「青嵐会」の面々でした。いまでは「青嵐会」の名を聞くことも滅多にないので、以下簡単に説明します。 「青嵐会」は1973年に自民党内若手議員らによって結成されました。中川一郎(1983年に自死、鈴木宗男の政治的師匠)らを代表世話人として、自民党各派閥にまたがった31人のメンバーからなる政策集団でした。石原慎太郎はこの「青嵐会」の幹事長であり、「青嵐会」という名前も石原によって命名されたといわれています。 中川一郎・藤尾正行・渡辺美智雄・湊徹郎・玉置和郎を代表世話人とし、幹事長・石原慎太郎、座長・中尾栄一、事務局長・浜田幸一。この陣容からマスコミからは「極右」「タカ派」集団と評されていました。また、結成時には各人がナイフで