日本医師会は11月29日(火)、Web上で出回っている「白血病患者急増 医学界で高まる不安」と題した内容について、「発表を行った事実はありません」と否定しました。 ▽ http://www.med.or.jp/people/info/people_info/000614.html 「白血病患者急増 医学界で高まる不安」というタイトルの文章が、匿名掲示板やTwitter、ブログなどで広まっています。日本医師会がWeb上から引用した内容によると、“各都道府県の国公立医師会病院による統計”として、「今年の4月から10月にかけて“白血病患者”が前年の7倍にのぼった」「日本医師会会長原中勝征は、原発事故との因果関係は不明として、原因が判明次第発表するとした」「患者の約80%が東北・関東地方で、福島県、茨城県、栃木県、東京都の順に多い」などと記述されているそうです。 これに対し日本医師会は、原中勝征会
ある男性の死が「原発事故の犠牲者」などと根拠もなくネットで取り上げられ、Twitterなどを通じて広がる事件があった。後に関係者がネットに出回った“情報”を具体的に否定したが、ニュースソースが明らかではない「2ちゃんねる」(2ch)のスレッドを元に「2chまとめサイト」がレスを編集して記事にし、これがTwitterで広がるというパターンをたどっていた。 発端となったのは11月26日に発売されたブラックバス釣り雑誌「Rod and Reel」(出版:地球丸)の1月号に掲載された、釣り師・阿部洋人さん(享年24歳)の追悼記事。阿部さんは宮城県に住みながら同誌に寄稿していたが、9月に死去した。同誌は「青春を竿に賭けて」と題した特集で阿部さんをしのんだ。 28日午前、2ちゃんねるに「福島原発30km圏内で野宿し池や川で釣った魚を食べていた阿部洋人さんが急性リンパ白血病で亡くなる」というスレッドが立
これは以下の日記の続きです。 →Twitter(別名デマッター)でネットジャーナリストを釣る方法(フリージャーナリスト) どうしたら、ネットの誰かに釣られないですむようになるか。 1・一部引用非公式RTしない その「引用元」のテキストの事実が確認されるまでは、「返信」「DM」で、テキスト引用しないで「取材させてください」とか言っておけばいいんじゃないですかね。「一部引用非公式RT」のテキストに、何万人もの人が公式RTしたり、「もしそれが本当だったらひどいRT」って、非公式RTしたりして、「ほとんど本当のこと」になっちゃうような状態で情報が流布しちゃいますから。 2・情報提供元を疑う プロフィールに「二児の母」「○○在住」とか書いてあっても、それは真実とは限らないし、その人が提供している情報が正しいとは限らない。@(メンション)飛ばして、「何か本当っぽいもの」として流れてくる情報が、実は一番
以下のまとめを作っているうちに、本当にやりかねない人が想定できたので削除します。興味のあるかたはメールででも。 →岩上安身さん懲りずにまたフォロワーに情報提供を求めながら未確認情報を流す - Togetter そんなに危なくないほうのこちらは残します。 →ネットジャーナリストは釣られないためにどうすればいいか(Twitter/デマッターとフリージャーナリスト) 書き込みに異議がありましたら、ぼく、もしくははてな事務局にメールしてみてください。ケース・バイ・ケースで対処します。ぼくのメールアドレスは「プロフィール」の中にあります。その他いろいろプロフィールに書いてあります。Twitterでのメンション飛ばしは、ブロックしてたりされてたりでうまくいかないかもしれません。
関西圏から東京に住む人たちに拡散をお願いします。 都心の人間から6000ベクレルを検出した。これは先日、金町浄水場で検出された放射性ヨウ素のの30倍の強さ。 ベクレルとは1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量である。 都内の人間から放射能が確認されたことにより、体内被曝が憂慮される。 米国エネルギー省内の研究プログラムhttp://lowdose.energy.gov/では Japan's Nuclear Reactors On Friday, March 11, the Japanese experienced the worst earthquake in their recorded history, followed by a devastating tsunami. と、日本の原発事故をトップで扱っており、その中の発表資料で、人体の体内被曝について以下のように報じて
私は職業柄、アンケートなどの統計的な根拠を意図的に操作することが多々ある。 ある一方から見た時に丸に見える事実は、別の一方から見た時、三角に見える。 だから、事実を自らの都合のよいように提示し、相手を安心、納得させる技術というモノを身につけている。 ウソは言わず、相手を意図的に自分の都合のよいように誤解させる。 そういう占い師のような職業をしている。 さて、放射性ヨウ素検出で、都内は水が不足しているらしい。 関西圏でも多くのスーパーで水や乾電池、懐中電灯が品薄である。 親戚に送ろうというのもあると思うが、↓みたいな使い方をするクズがかなり大勢いるんだろう。 http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g101622217 大阪ではすでに震災特需が起きており、ひと月前はダンプ一台5万でも余裕で見つかったのに、今では8万で確保するのも難しい状況にな
米軍の機密情報、外交公電などを次々に公開し、世界の注目を集めた機密情報公開組織「ウィキリークス(WikiLeaks)」。ウィキリークスという組織とその思想について、理解の手掛かりとなるノンフィクション、解説書、当事者による書籍が続々と出版されています。 ■ ウィキリークスを間近で追った究極のノンフィクション 早い時期から、ウィキリークスによる事前情報提供を受けてきたドイツの週刊誌「デア・シュピーゲル(Der Spiegel)」と、イギリスの新聞「ガーディアン(The Guardian)」。それぞれの記者が、ウィキリークスと、この人抜きではウィキリークスを語れない創設者のジュリアン・アサンジ氏に迫るノンフィクションを出版しました。ウィキリークスの成り立ち、アサンジ氏の天才ぶりと奇行、世界を転々としながら活動を続ける様子、彼らが気に入って使用している技術やツールまで、詳細に書かれています。 シ
正義のジャーナリズムか、史上最悪の情報テロか?――『全貌ウィキリークス』で読むWikileaks(1/5 ページ) 2010年、世界中を騒然とさせた政府等の内部文書告発サイト「ウィキリークス」(参照リンク)。その創始者、ジュリアン・アサンジはわずか1年で世界屈指の有名人となった。米『Times』誌の恒例企画”Person of the year 2010"では読者投票で1位になったほどだ(受賞したのは10位のフェイスブック創始者、マーク・ザッカーバーグ)。しかも2月3日、ウィキリークスはノーベル平和賞の候補に推薦されたことが明らかになった。 しかし、さまざまな秘密文書を立て続けに公開するウィキリークスとは何なのか、どういう存在なのか? 日本ではウィキリークスについて総合的に紹介する記事やテレビ番組などが少なかったこともあり、この問いにはっきり答えられる日本人は少ないだろう。 ウィキリークス
もうかなり前に本を出したとき書いたけど、いまだに地方新聞社や協会での公演で論じてくれといわれる内容があって。 まあ、分かっている人からすれば「何を当たり前のことを」という話ではあるけれども、意外に見落としがちなことが本質そのものだということも多くてですね。 大メディア ネットでの言論増加に対し完全にパニック状態 http://www.news-postseven.com/archives/20110119_10419.html このポストセブンの記事では菅直人首相がテレビ出演したときの視聴率が悪いといって騒ぎにしているのですが、でも実際にはもう少し違った側面があるのだろうと。 というのは、実は私たちが考えているニュースというのはそれほどの分量があるものではなく、それこそ淡々と事実ベースだけ報じられているものであるならば通信社がヘッドラインとして流しているもので事足りてしまうわけです。あるい
アメリカの外交公電や、軍の機密文書といった情報を公開し、世界の注目を集めた「WikiLeaks」(ウィキリークス)。現在保釈中の創設者ジュリアン・アサンジ氏の自伝(英語)、アサンジ氏の片腕を務めたダニエル・ドムシャイトベルク氏がWikiLeaksの内情を語った書籍(英語)が、通販サイト「Amazon.co.jp」でそれぞれ予約可能になっています。 WikiLeaksの創設者であるジュリアン・アサンジ氏の自伝『WikiLeaks Versus the World: My Story』(英語)がAmazonで予約可能になり、注目を集め始めています。ウォール・ストリート・ジャーナル日本版の記事によると、この自伝の出版は、「法廷闘争の資金源獲得と、同サイトの黒字運営を維持する」ためとのこと。2011年4月7日に、3,314円(税込)で発売予定です。 Wikileaks Versus the Wor
2010年はいろいろとネットやITにとって波瀾万丈な1年でしたが、来年2011年は一体どうなるのでしょうか? というわけで、テレビ・ラジオ・インターネット・新聞などのメディア業界で15年間働き続けているDaniel Anstandig氏の考える「2011年に起きるであろうデジタルメディアの7つのトレンド」を見てみましょう。 詳細は以下から。 Seven Digital Media Trends of 2011 | Social Media Today ◆その1:新聞や雑誌はタブレットデバイスに移行する By Veronica Belmont 紙に印刷するメディアがインターネットの流れに乗り遅れているのは周知の事実ですが、伊達に今までメディアの最前線の一角を担っていたわけではなく、これまでもさまざまな試みをしてきています。その中でも2011年になったおそらく決定的となるとしているのが、新聞な
機密情報を収集し、公開する「Wikileaks(ウィキリークス)」というインターネット組織が注目を集めている。2010年10月に米軍の機密文書がWikileaksで公開され、議論を呼んだことで、その名前を耳にした人も多いのではないだろうか。Wikileaksとは何か、どんな情報が公開されたのか、謎の多い創設者はどのような人物なのだろうか。 ■ Wikileaks(ウィキリークス)は匿名の機密情報収集公開メディア ▽ WikiLeaks Wikileaksは、匿名での機密情報の投稿を受け、内部でその情報を精査し、インターネットを通じて機密情報を公にしている。Wikileaksのウェブサイトでの説明によると「非営利のメディア団体で、ゴールは重要なニュースを流すこと。機密情報の受け取りは、匿名で受信できるWikileaksの電子的なポストを利用。公式に始まったのは2007年から」とのこと。以下の
前の記事 「検索ランキングは信頼性の順位」:大学生の意識調査 鍵になるのは「物語」:ネットメディアの将来 2010年10月14日 メディア コメント: トラックバック (0) フィードメディア Brian X. Chen XKCDによる、「オンライン・コミュニティ勢力範囲図」の一部。画像は別の英文記事より スマートフォンやコンピューター、タブレットはわれわれに、われわれが求めていなかったほどの大量の情報を与え続けている。未来の明確なビジョンを見ることは難しいが、おそらくわれわれは、すでに未来に住んでいるのだろう。 技術分野に詳しい『New York Times』紙の有名記者、Nick Bilton氏は、新著『I Live in the Future and Here's How It Works』(私は未来に住んでいて、未来はこういう世界だ)において、電子書籍、ポルノ、ソーシャルネットワー
マルコム・グラッドウェルの苦言と岡田斗司夫の予言 2010年10月14日 IT社会カルチャーメディア コメント: トラックバック (0) フィードIT社会カルチャーメディア (これまでの yomoyomoの「情報共有の未来」はこちら) (なぜか邦題がコロコロ変わる)『ティッピング・ポイント』、『第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』、(やはり邦題がアレな)『天才! 成功する人々の法則』などの著書で知られるベストセラー作家マルコム・グラッドウェルが今月はじめに The New Yorker に発表したエッセイ Small Change: Why the revolution will not be tweeted. は、海外のネット論壇で大きな反響を呼びました。 正直読む気を殺がれる長さなので、未読の人には ReadWriteWeb や Guardian の要約記事を読むことをまず
ツイッターを通して拡散する「デマ」が問題化するなか、日本がパラグアイにPK戦で惜敗したW杯でも、「テレビ番組がPKを外した日本代表選手の家族に、ひどい内容のインタビューをした」という噂が広まっている。実際にはこのような事実はないのだが、ツイッターで拡散した内容をもとに、会社社長や国会議員までがマスコミ批判を展開。ツイッターがデマに対してぜい弱であることを改めて浮き彫りにした形だ。 実際には存在しないやり取りが流布 デマが拡がっているのは、パラグアイ戦から一夜明けた2010年6月30日朝放送のTBS系の情報番組「朝ズバッ!」をめぐってだ。この日の放送では、試合内容を詳しく振り返るのはもちろん、全国のパブリックビューイングの会場で、日本の敗戦を残念がる観客の様子も伝えた。そのうち、PKを外した駒野友一選手(28)の地元の和歌山市内の会場には、母親の友美子さん(54)の姿もあった。番組では7時3
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