Microsoftが定例外のセキュリティ更新プログラムを公開した。Google攻撃にも利用されていたIEの脆弱性を修正している。 米Microsoftは1月21日(日本時間22日)、定例外のセキュリティ更新プログラム1件を臨時公開し、Internet Explorer(IE)の深刻な脆弱性を解決した。この脆弱性は、Googleなど特定組織を狙った標的型攻撃に利用されており、Microsoftはできるだけ早く更新プログラムを適用するようユーザーに呼び掛けている。 IE用の累積的なセキュリティ更新プログラム「MS10-002」では、標的型攻撃に利用されていた「HTMLオブジェクトのメモリ破損の脆弱性」を含め、計8件の脆弱性に対処した。 影響を受けるのはIE 5.01~IE 8までの各バージョン。安定した悪用コードが作成される可能性も高く、深刻度はすべて最大の「緊急」となっている。この問題を突い