長崎市が9日の「原爆の日」に開いた平和祈念式典の座席配置に、台湾側が抗議声明を出したことを受け、鈴木史朗市長は10日、報道陣の取材に「市の対応について理解をいただくよう努める」と述べた。台湾側は座席が「外交団エリア外」に配置され、尊厳を傷つけられたと主張している。 鈴木氏は、台湾側から「台湾の被爆者の代表として参列したい」と申し出があり、各国大使らと同じ「海外席」に「国際機関などの参列者の一部」として配置したと説明。市によると、座席は各国大使らの後方だった。 市は、日本に在外公館を置く全ての国・地域に招待状を送り、その他の国のうち国連に代表部を置く国に開催を通知した。台湾はいずれも対象外だが、台湾側から要望があったため、昨年に続き出席を認めた。

