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音楽酒場に関するasahinoataruのブックマーク (13)

  • 内宇宙でなく外宇宙へ向かう最良のポップ・ロック。ボストン。

    今夜のBGM・・・ BOSTON / BOSTON 以前、「宇宙ジャケに外れなし!」って記事を書いた時にチラッと触れたけど、単体ではまだ取り上げたことがなかったことに気づいたボストンのファースト。実は大好きです。 TOTOとかジャーニーと並んでひとくくりに「産業ロック」と呼ばれ、自称「コアなロックファン」からはソッポを向かれることの多い作品でもある。が、わたしに言わせればちょっと違う。 TOTOはR&B~ニュー・ソウルからAORに至るブラック・ミュージックの流れを汲んでいるし(特に初期)、ボストンはトッド・ラングレンに代表される宅録マニア系オタク・ポップの流れを汲んでいるのだ。ジャーニーは・・・・・すみません、そんなに好きではありません(汗)。 マサチューセッちゅ・・・い、言えん!マ、マサチューセッツ工科大を卒業した若き宅録オタク、トム・ショルツが、自宅スタジオに引きこもってギター多重録音

    内宇宙でなく外宇宙へ向かう最良のポップ・ロック。ボストン。
  • オーティス・レディングとTHE BAWDIES。

    今夜のBGM・・・ OTIS REDDING / COMPLETE & UNBELIEVABLE...THE OTIS REDDING DICTIONARY OF SOUL オーティス・レディングの魂(ソウル)を引き継いだ日のシンガーといえば、今も昔もNO.1は清志郎・・・ということになりますが、最近ではTHE BAWDIESのROYが急浮上してきました。 実はBAWDIESについては、その存在は今ほど人気が出る前から知ってたんですけど、自分の中での評価はそんなに高くなかったんです。古いR&B/ソウルが好きで影響受けてるってのは別にいいんですが、その出し方があまりにストレート過ぎるというか、ヒネリがない気がして。 どうも日語ロックに対するこだわりというのが自分の中にあって、日でやるなら日語でやって欲しいという気持ちがどこかにあるんですよね。ハイ・スタンダードが出てきた頃から、もう今

    オーティス・レディングとTHE BAWDIES。
  • 音楽酒場で嵐を語る!?『僕の見ている風景』

    今夜のBGM・・・嵐 / 僕の見ている風景 カナ「うう・・・」 タク「どったの?マスター。」 カナ「何が辛いって、ジャケットがのっけられないのが一番辛い・・・。ジャニーズは肖像権がチョー厳しいのだ。屈辱・・・。amazon.さん、画像勝手に使ってすみません、リンクつけるから許して下さい。」 タク「・・・だったらジャニーズなんて取り上げなきゃいいのに。」 カナ「やだもん!嵐のことはいつか絶対このブログで取り上げようと思ってたんだもん!」 タク「やだもんじゃないよ。だいたいマスター、ジャニーズに興味なんてあるの?こんなマニアックな音楽ブログでジャニーズ取り上げても誰も喜ばないと思うけど。」 カナ「えっ、わたし、初めて買ったレコードは近藤真彦の『スニーカーぶるーす』っすよ?ザ・ベストテン見て育って、今ではMステ毎週録画してでも見てるから、ジャニーズファンじゃないけど昔からアイドル・ウォッチャーす

    音楽酒場で嵐を語る!?『僕の見ている風景』
  • 生誕70周年記念!ザッパのギター・ソロを黙って聴いてくれ。

    今夜のBGM・・・ FRANK ZAPPA / SHUT UP ’N PLAY YER GUITAR 12月21日で生誕70周年を迎えたフランク・ザッパさん。出たっ!ザッパのギター・ソロだけ集めた恐怖の3枚組、邦題は「黙ってギターを弾いてくれ」。ザッパの場合は邦題がオモロイので全部邦題でいきます。 恐怖といっても実際にはザッパのアルバムの中では言うほど怖くない。どっちかというと敷居が低い方かな?ジャズや現代音楽の要素は少なくて、まっとうなロックばかりだから。といっても全部ギター・ソロだけどね(笑)。 敷居が高いのは3枚組というボリュームだけだけど、3枚組といってもこの値段ですよあーた、1枚換算したら600円以下だがね(←興奮して名古屋弁)、今買わないで、いつ買うっつーの!(価格は2010.12.24現在) このアルバムが最初出た時には、さすがのザッパも「こんなマニアックな作品は売れんだろう

    生誕70周年記念!ザッパのギター・ソロを黙って聴いてくれ。
  • ニック・ロウの珠玉のPOPロックが1曲あたり40円。

    今夜のBGM・・・ NICK LOWE / BASHER:THE BEST OF NICK LOWE もう大昔にこのブログで取り上げた、ニック・ロウの魂の名盤「LABOUR OF LUST」を聴いている。 CDのケースはボロボロ、ジャケは色あせ、古いCDなので音質もよくない。しかし相変わらず市場でこのCDはバカ高い。リマスターして再発願う!紙ジャケはそれほど好きではないので、できればデジパック仕様がいいな。デジパックって紙の質感があるのに取り出しやすいので個人的には好きなんです。可愛いヤツって感じ。紙ジャケは取り出す時にイーッてなる。このへんは好みの問題かも知れません。 それにしても、何十回、何百回聴いても「AMERICAN SQUIRM」最高!心の中を爽やか風が吹き抜けるパワー・ポップ。 このブログには、一度トップで取り上げた作品は再びトップで取り上げてはいけないという鉄のルールがある。

    ニック・ロウの珠玉のPOPロックが1曲あたり40円。
  • スーパーフライの洋楽カヴァー集全曲解説!

    今夜のBGM・・・ Superfly / Wildflower & Cover Songs:Complete Best’TRACK3’ スーパーフライのニューアルバムがメチャメチャ売れている。いや、ニューシングルなのか? メインのディスク①は4曲入りなのでシングルなんだろう。でもオマケのディスク②洋楽カヴァー集の方が15曲入りという大ボリュームなので、オリコンチャートではアルバム扱いになってしまったという。 で、ディスク①の方は「Wildflower」はじめどの曲も出来がよくて、そりゃあ売れるよなあという感じなんですが、洋楽オタク的に見逃せないのはなんといってもディスク②だ。 これまでシングルのカップリングに収録したりライヴで披露してきた洋楽カヴァーを集めて集めて15曲。オマケといえばオマケなんだが、こちらが目当てで購入した世の洋楽マニアお父さんたちも多いことでしょう。 しかもこの選曲のセ

    スーパーフライの洋楽カヴァー集全曲解説!
  • エリック・クラプトンの「クロスローズ」変遷の歴史。

    今夜のBGM・・・ ROBERT JOHNSON / THE COMPLETE RECORDINGS なんで今、ロバート・ジョンソンかというと、10月に来日するトッド・ラングレンがロバート・ジョンソンをカヴァーしてギター弾きまくる・・・という情報が入っているので。トッドには似合わないけど、まあトッド好きとしては観にいこうと思っているので、久々に聴いてみるか・・・という軽い感じで聴き始めたのですが、いやーやっぱりちょっと簡単に聴き流すことはできないですね、ハードです(笑)。 塩辛い録音の奥に渦巻く情念・・・ギターのテクも凄いのですが、それよりもまず歌声にガツンとやられます。ロバート・ジョンソンのカヴァーをしてるアーティストは数多いですが、この声まで完コピしてるアーティストはまずいないよ。まあ声を完コピするのに意味があるかわからないけど(笑)。少なくともこの変な声(爆)に潜む情念だけはカヴァー

    エリック・クラプトンの「クロスローズ」変遷の歴史。
  • トッド来日、原点回帰より「未来への回帰」希望。

    今夜のBGM・・・ TODD RUNDGREN / BACK TO THE BARS 今日は6月9日、ロックの日でしたね。みなさん、ロック聴いてましたか?イエーイ!!(←馬鹿) さて、トッド・ラングレン大先生が来日するということですね、10月。 しかし今回のライブではオリジナル曲はほとんどやらずに、ロバート・ジョンソンのカバー大会になるとご人が予告しています。ロバート・ジョンソン??トッドが?クラプトンではあるまいし、なんかピンとこないなあ・・・。 でもよく考えたら今までメチャメチャ幅広い活動をしてきた人だからね~。みんなが一番大好きなトッドは70年代の美しくて切ないメロディを書くメロディ・メイカーとしてのトッドだと思うので、ロバート・ジョンソンとかブルースとか言われると、ん?と思ってしまうけど、60年代からキャリアがある人だから絶対にブルースの影響も受けてるよね。元々はギタリストだし。

    トッド来日、原点回帰より「未来への回帰」希望。
  • ジェフ・ベックのスタジオ新作3月発売!で、前作「ジェフ」をおさらい。

    今夜のBGM・・・ JEFF BECK / JEFF ジェフ・ベックのオリジナル・アルバムが3月に発売される。 前作「ジェフ」以来なっなんと7年ぶり。ずっと精力的に活動してるからそんなに間があいた感じはしないけどね。 タイトルは『エモーション・アンド・コモーション』。 『エモーション・アンド・コモーション』 2010年3月24日(日先行発売) WPCR-13816 ¥2,580 ※初回限定デジパック仕様(予定) これまたダサかっこいいジャケットだ(笑)。 「ギター・ショップ」に並ぶポンチなジャケットか?ベックのこのセンスだけはどうもなー。多分、おまかせって感じで全然こだわりないんでしょうね。そこがベックらしいっちゃベックらしい。 収録曲は以下のとおり。 1.コーパス・クライスティ・キャロル(作曲ジェフ・バックリィ) 2.ハンマーヘッド 3.ネヴァー・アローン 4.虹の彼方に 5.アイ・プ

    ジェフ・ベックのスタジオ新作3月発売!で、前作「ジェフ」をおさらい。
  • ホワイト・ファンクの魅力満載、トム・トム・クラブ「おしゃべり魔女」。

    今夜のBGM・・・ TOM TOM CLUB / TOM TOM CLUB サマーソニック’09でのエルヴィス・コステロの怒涛のセットリストで盛り上がる前回の記事ですが、そのコステロ、スペシャルズと同日に裏で地味に出演していたのが、もう1つの隠れた大御所、トム・トム・クラブだ。実はこっちも相当気になってはいたんだけど、もしこの日観に行ってたとしてもコステロとスペシャルズの裏なのでやむなくスルーしていたでしょう。B’z、コステロの裏で客が入っていたのかどうか心配だ。 トーキング・ヘッズの歴史的傑作「リメイン・イン・ライト」(1980年)で展開したエスノでファンクなアプローチをさらに推し進めるべく、ベースのティナ・ウェイマスとドラムのクリス・フランツ(夫婦)により結成されたサイド・プロジェクトがこのトム・トム・クラブ。これは1981年発表のファースト・アルバム、邦題は「おしゃべり魔女」だ! 実

    ホワイト・ファンクの魅力満載、トム・トム・クラブ「おしゃべり魔女」。
  • 追悼その2、マイケル・ハイパー化現象「BAD」。

    今夜のBGM・・・ MICHAEL JACKSON / BAD 追悼記事が1だけでは気がおさまらないのだ。自分がこんなにまでマイケル好きだったとは知らなかった。不覚だ。 今日聴いているのは、「スリラー」があまりに売れすぎて次のアルバムは一体どうなるのだというファンの心配をよそに、満を持して発表されるやいなやシングルカットされた曲が5曲連続して全米ナンバーワンに輝くという前人未到の記録を作り、期待値レベルのヒットを軽くクリアしてしまったモンスター・アルバム、「BAD」である。(←長い) スリラーの後がコケてしまったら、あのヒットはフロックだったということになるが、このBADがキッチリと期待を上回る大ヒットを収めたからこそ、今のマイケルの伝説があると言える。そういう意味ではマイケルはこのアルバムによって「キング・オブ・ポップ」の称号を手にした、ということができる。 音楽的には、ソロ1作目「オ

    追悼その2、マイケル・ハイパー化現象「BAD」。
  • 音楽酒場でダラダラ語る。「イエスの『危機』に言いたい放題」の巻

    今夜のBGM・・・ YES / CLOSE TO THE EDGE タク「イエスだね~。」 カナ「『危機』!まえに『こわれもの』について書いたことがあるんだけど、その時はちょっとチャカして書いたようなところもあるんだけど、これにはもうグゥの音も出ない、完璧すぎて。」 タク「でもさ、イエスの人気って、他のプログレの大御所・・・例えばキング・クリムゾンやピンク・フロイドと比べても、日での人気が飛びぬけてるような気がするよね。」 カナ「特にこの『危機』の日での人気は凄いですよね。amazon.のカスタマーレビューとか読んでも、書き込みが30件以上あって、そのどれもが星5つで大絶賛してるから、こえ~とか思った(笑)」 タク「『危機』を熱く語るオヤジたち。確かに怖いよな(笑)。」 カナ「これ聴いて『人生変わった』って人、実際に知ってるもん。でもなんでそんなに人気あるんでしょう?」 タク「わかりや

    音楽酒場でダラダラ語る。「イエスの『危機』に言いたい放題」の巻
  • インストが一番好きだけどたまには歌モノも聴きたいジェフ・ベック。

    今夜のBGM・・・ JEFF BECK GROUP / JEFF BECK GROUP ジェフ・ベック来日公演の興奮も覚めやらぬ昨日今日ですが皆様いかがお過ごしでしょうか? ちなみにライヴレポはコチラです。 ベックのアルバムで一番好きなのは「ブロウ・バイ・ブロウ」。ベックのスリリングなプレイとは相反してジョージ・マーティンの手でまとめられた全体的にまろやかな大人のサウンドがたまらない。曲も粒揃い。2番目は僅差で「ワイアード」。ヤン・ハマーのキーボードが前に出過ぎでやや古くさいが、緊密なインタープレイと迫力という点では圧倒的に一番でしょう、「ライヴ・ワイヤー」も込みで。 まあ1位、2位の順位は入れ替わっても、この2枚のどちらかがベストというベック・ファンは非常に多いのではないのでしょうか?最近のベックの作品も基的にはインスト中心で、ライヴの選曲もこの2枚や「ゼア・アンド・バック」「ギター・

    インストが一番好きだけどたまには歌モノも聴きたいジェフ・ベック。
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