先日、ファストフード店の時給を1500円以上にあげるべき、というデモが行われた。 デモの根拠として、「ドコの国は時給が○○円だから日本でも1500円は可能」という意見も散見された。国名は人によって異なるが、アメリカ、オーストラリアなどの国がいくつか挙げられていた。果たしてこの意見は正しいのだろうか。 結論を先に行ってしまえば100%間違いである事は議論の余地もない。物価水準が異なり、なにより豊かさの水準が異なるからだ。ただ、このような指摘はファストフード店の非正規雇用者にとどまらず、なぜ日本人の所得は下がっているのかを考えるきっかけとなりうる。 ■ビッグマック指数とは? 購買力平価(こうばいりょくへいか)という考え方がある。簡単に説明すると世界各国の物価水準は摩擦が無く貿易されれば同じ物なら同じ価格になるように為替水準は調整されるはず、という理論だ。 そして世界中で売られているマ
激写!江頭2:50、高視聴率男の意外な素顔 真面目で紳士、ストイックで日々鍛錬… Business Journal 8月7日(木)0時10分配信 フジテレビ毎年恒例の番組『27時間テレビ』が、今年は7月26〜27日にかけて『武器はテレビ。SMAP×FNS 27時間テレビ』と題して放送された。例年であれば2日目の番組終了時にかけて注目が集まるところだが、関西地区の瞬間最高視聴率24.1%(ビデオリサーチ調べ、以下同)が記録されたのは、1日目の26日午後9時3分だった。 その時刻に放送されていたコーナーは『ドキッ!丸ごと水着 SMAPだらけの水泳大会』。総合司会を務めるSMAPの草なぎ【編註:「なぎ」の正式表記はゆみへんの漢字】剛と、お笑いタレント・江頭2:50の潜水対決をしているシーンだった。 江頭といえば2008年の北京五輪でも女子レスリングの会場に応援に駆け付けた姿をNHKが放送し、
元プロ野球選手の清原和博氏が書いたコラムが、ネットの野球ファンに話題になっている。今夏話題の桐光学園・松井裕樹投手のあるシーンにからめて、高校野球界に苦言を呈した。フリーライター神田憲行氏が考察する。 * * * 清原氏のコラムは7月24日日刊スポーツ掲載の「オレの魂」。問題のシーンは桐光学園の神奈川大会で、ピンチを迎えたマウンドの松井投手の両頬を捕手が片手で鷲づかみしているところだ。清原氏はその捕手が1年生と聞かされて、 《ほんとにイスから落っこちた。1年生が3年の顔をつかむとは……》 と驚き、以前のような暴力的な上下関係が正しいとは思わないが、と前置きしたうえで、 《だけど、けじめとか節度といった部分はあって当然じゃないか。(中略)野球は、プロの世界でも年長者を敬う雰囲気を持ち続けてきた。この伝統は守っていくべきだと思うな》 もちろん清原氏の真意は桐光バッテリーを非難するこ
数多くのテレビ番組で絶妙な言葉のキャッチボールを繰り広げる今田耕司さんは、場の雰囲気や会話を人一倍楽しんでいるという。老若男女から愛される、今田流トークの心得を聞いた。 ◎場数を踏めば怖くない 今田さんは、芸人さんはもちろん、お客さんや素人さんとの会話のキャッチボールも上手いと評判です。誰とでも会話を弾ませられる秘訣は何でしょう? 「ありがとうございます。でも、難しいなあ。しゃべりに『コレが正解!』というのはないですからね。僕は考えてしゃべっていないので、何かアドバイスできるとしたら、『空気を読んだほうがええ』ってことでしょうか」 その「空気を読む」ことが、不得意な人がいます。今田さんの空気の読み方とは? 「こればっかりは経験です。場数やと思います。僕は、テクニックも何にもない若い時にラジオやら生番組やらでしゃべらされて、失敗する機会が多かったですから。失敗を繰り返して『ああ、こ
■秘密と相続 GmailやFacebookなどで、自分のプライベートなデータをネット企業に預けている人は多いだろう。セキュリティに気をつけていれば、際どい内容が含まれていても、その中身が外に漏れることはない。ただ、本人が死んでしまったら、そのデータはどうなるのだろうか。 言うまでもないが、通信の秘密は国民に認められた権利であり、憲法や電気通信事業法で保障されている。政府はもちろん、インターネットサービスプロバイダなどの電気通信事業者、さらに一般人も人の電子メールを勝手に見てはいけないことになっている。犯罪捜査で捜査機関がプロバイダに情報開示を迫ることはあるが、それも無制限ではない。インターネット上の法律問題に詳しい落合洋司弁護士は、次のように解説する。 「プロバイダが警察から捜査関係事項照会を受けて、ユーザーの名前や住所などの登録情報を本人の同意なく提供するケースはあります。ただ、メ
父が突然亡くなりました。わたしは喪主として葬儀を取り仕切らなくてはならず、その日から次から次へと降りかかってくる出来事に右往左往することになりました。これはわたしが実際に体験した、戒名を自分でつけて、父を送り出すまでの記録です。 (ライター・朝山実) 「わたしの父です! 言われるまでもない!」 思わず声を荒らげてしまったのは、長年、檀家をつとめてきた寺の住職の「おまえさん、亡くなったのが誰かわかっているのか」という、まるで恫喝するかのような口調に対してだった。 訃報の電話がかかってきたのは、3月のある日の朝。いつものように原稿仕事をしていたときのことだ。 父が入居していた老人介護施設は関西にあり、わたしが暮らす横浜からだと、すぐに家を出ても6時間はかかる。 いつものクセで、本をカバンに入れようとして迷った。選んだのは『葬式は、要らない』『戒名は、自分で決める』の2冊の新書だった。
日本製部品はさほど重要ではなくなったという見方と同様、経済競争でアメリカが日本に勝利したという見方も嘘だった クライド・V・プレストウィッツ(米経済戦略研究所所長) 津波と原発事故が複合した日本の震災の深刻さが明らかになる中、90年代にアメリカが日本に経済的に勝利したという考えもまた、実際には神話に過ぎなかったことが明らかになりつつある。 ボルボは今週、日本製のナビゲーションとエアコンの在庫が10日分しか残っておらず、工場が操業停止になる可能性があることを明らかにした。ゼネラル・モーターズ(GM)は先週、シボレーコロラドやGMCキャニオンを組み立てているルイジアナ州シェリーブポートの従業員数923人の工場を、日本製の部品が不足しているために閉鎖すると発表した。 アーカンソー州マリオンでは、ピックアップトラックのタンドラなどトヨタ車の後部車軸を作っている日野自動車の製造工場が、日本か
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く