<3月末、羽田発大分行きの日本航空機が飛行中に突然揺れて客室乗務員の女性の体が宙に浮き、落下して腰の骨を折る、という事故が起きた。気の毒な限りだが、そもそもCAの採用基準は間違っていないか> 洪水のように日々流れてくるウクライナ情勢のニュースに些か食傷気味になっていたところ、「JAL機大きく揺れ客室乗務員が腰を骨折」とのニュースを見た。3月26日羽田発大分行きの機内で、27歳の客室乗務員の女性がギャレーと呼ばれる作業スペースで転倒し、大けがを負ったのだという。機体が大きく揺れ体が宙に浮き、落ちて腰の骨を折ったらしい。気の毒な限りだが、やっぱり客室乗務員(CA)の採用基準は根本的におかしいというのが、私の率直な感想だ。 コロナが始まってからはめっきり減ったが、コロナ前は、私も仕事で国内外に飛行機で移動することがしばしばあった。機内に入り、若い女性の客室乗務員から「接遇」(航空業界では接客では
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