印刷 関連トピックス原子力発電所【動画】つながるヒロシマ・フクシマ一時帰宅から戻った人の放射線量を測る広島大学病院・診療放射線技師の穐山(あきやま)雄次さん(37)。事故発生以後、5回、福島県に派遣された。「被爆地、広島からのスタッフとして、住民の不安を和らげたり、危険を伝えたりして、少しでも復興の役に立ちたい」=7月25日、福島県田村市の古道体育館 福島第一原発の事故により、目に見えない放射能への不安が広がる福島県。発生以来、そんな住民に寄り添う人たちがいる。今年、被爆66年を迎える「ヒロシマ」の医療チームや市民たちだ。 原爆放射線医科学研究所がある広島大学からは、発生翌日に医療チームが現地入り。これまで延べ900人以上の医師や看護師、診療放射線技師らが、住民の被曝(ひばく)調査や健康管理に当たっている。また、広島県からは保健師が派遣され、避難所などで活動を続けてきた。 同研究所の